党首に聞く:2012衆院選 新党改革・舛添要一代表

毎日新聞 2012年11月30日 東京朝刊

 ◇脱原発、消費生活を改革 政界再編へ努力

 衆院選では景気回復と経済再生を訴える。軍事力ではなく、経済力を上げることが一番大事だ。

 脱原発をやらなければならない。今の議論は、供給側の原発に代わるエネルギーの話ばかりで、消費生活の改革の話をしていない。家庭の電球四つのうち一つを取れば原発はいらない。原発推進派の論拠は温暖化対策だが、自転車の利用拡大で二酸化炭素は削減できる。農業など守るべきものはあるものの、日本は貿易立国だ。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉参加を積極的に検討しなければならない。

 日本維新の会と太陽の党は政策を犠牲にして合流した。わが党の政策は維新やみんなの党とほとんど同じだが、ポピュリズムをあおる形で政治をしてはいけない。小選挙区制は人気取り政治になり、まともな人材が集まらずに多党化した。中選挙区制に変えなければならない。衆院選後の政界再編に向けてさらに努力したい。【聞き手・念佛明奈】

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