自治はどこへ
【費用弁償】都議お手盛り、いつまで 運賃数百円でも出席1日1万円
2015/3/27 15:10(最終更新 3/28 19:43)
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自民・公明・民主、「先送り」主張
東京都議会で「自治体議員とカネ」を巡る改革が先送りされることになった。議会の本会議や委員会に出席するたびに議員に支給される「費用弁償」(交通費などに相当)を、全国最高水準の1日最低1万円から実費支給にする条例改正案が27日、一部会派から提案されるが、自民、公明、民主3党は「議会改革全体を議論すべきだ」などと主張。引き続き審議すべきだとして採決に応じない構え。来月3日に告示される41道府県議選にも一石を投じそうだ。【武本光政、竹内良和、川口裕之】
都議会では23区内と島しょ部選出の議員に1日1万円、多摩地域選出の議員には同1万2000円を支給すると条例で規定する。だが、自宅から新宿区の議会まで鉄道で往復数百円の議員にも一律渡され、規定が実態とかけ離れているとして疑問視されてきた。
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